クラフトビール

フライングipa エチゴビールは本当にうまいのか?料理人が飲んでみた

四十肩の料理人カズです

多くの繁華街、飲食店で
時短営業、酒類の提供ができない日々が続いて
お家でビールを飲む機会が増えていると思います

今回はエチゴビールから販売されている
「フライングIPA」を調理師免許を持っている
私が実際に飲んでみたので独自に批評します

注:未成年の飲酒は法律で禁止されています
オトナになってからゆっくり味わってください

まず先に結論から言うと
ぜひ飲んで欲しい
強烈な苦味がクセになるビールです

飲んで欲しい理由を説明する前に
先に「フライングIPA」についての簡単な概要を説明します

「フライングIPA」の簡単な概要説明

醸造販売会社

醸造と販売はエチゴビールが行っています

エチゴビールは新潟県新潟市に拠点を置く
クラフトビールの醸造会社です

ちなみにエチゴビールは、
1994年の酒税法の改正で
第一号に免許を取得した
クラフトビールカンパニーです
当時はまだ地ビールと言っていた時代です

コシヒカリを使ったビールも醸造販売しています

使用原材料とアルコール度数

使用原材料

・大麦麦芽(フランス製造)
・ホップ

フラン製造の大麦麦芽を使用しているのは
あまりみたことがないです

ホップはどのホップを使用しているか
確認できませんでした

アルコール度数

アルコール度数は5.5%となっています

IPAにしたは比較区的に低い部類になります

メーカーのうたい文句と販売場所

メーカーのうたい文句

・希少なホップを使うことで
際立った苦味とシトラスの香りが特徴です

・軽い飲み口で
苦味と香りが楽しめるアメリカンスタイルのIPA

販売場所

店頭では酒量販店、成城石井、マルマンストアなどで
取り扱っています

もちろん楽天、amazonなどの
ネットショップでも購入は可能です

さらに詳しく「フライングIPA」について知りたい方は
下記よう直接ご確認ください

それで実際に飲んでみたので
独自に批評をして行きます


「フライングIPA」の評価と批評

評価項目は「香り」、「苦味」、「ノドごし」、
「ボディー」、「余韻」と
最後に「総合評価・おすすめ」です

評価基準は🍺ジョッキの5段階評価で、
🍺🍺🍺🍺🍺杯が最高評価です

「香り」

🍺🍺🍺🍺
開栓時にシトラス系のホップの香りがあります

口に含むとグレープフルーツを思わせる
香りが強く広がって行きます

「苦味」

🍺🍺🍺🍺🍺
突き抜ける強烈な苦味があります

IBU

IBUは苦味の基準値です
International Bitterness Units の略式です
数値が大きくなると苦味が強いということになります

一般的に
ホップの使用量、ホップの煮込む時間、α酸の含有量が多いホップを使用すると
ビールの苦味が強くなる傾向にあります

フライングIPAのIBU数値は55となっています

ちなみにキリン一番絞りのIBUは21
エビスビールではIBUは25となっています

なので苦味はエビスビールの2倍以上ということになります

もちろん人の味覚なので
苦味の感じ方も違ってきますので
あくまでも数値化した苦味です

「ノドごし」

🍺🍺🍺
苦味が強い割に
グビッと飲めるのでノドごしは高いです

「ボディー」

🍺🍺🍺
苦味によって麦の旨みを感じにくいですが
ビールを飲んだ満足感は高いです

「余韻」

🍺🍺🍺🍺🍺
桃のような余韻の後に
強烈な苦味の余韻が突き抜けるように
やってきます
余韻の持続時間も長いです

「フライングIPA」の総合評価と結論、まとめ

総合評価・おすすめ

フライングIPAの総合評価、おすすめは
🍺🍺🍺🍺🍺5杯にしました

フライングIPAの良いとこ

・強烈な苦味が突き抜けます
・グレープフルーツのような香りがさわやかに広がります

フライングIPAのイマイチのとこ

・麦の旨味が苦味であまりしません
・後味で苦味が長く続き過ぎます

結論

ぜひ飲んで欲しい
強烈な苦味がクセになるビールです

まとめ

突き抜ける強烈な苦味が
まさにドラゴンが昇るようです

この苦味はIPA好きにはたまらない苦味です
「インドの青鬼」も苦味は強いですが、
「フライングIPA」の方が苦味が強く感じます

しかし口に含んだ時は
グレープフルーツのような
シトラス系の香りが際立っていますが
余韻になるとシトラス系の香りが
あまり感じられないのが残念です

余韻でシトラスの香りが
続けばさらに美味しいビールです