クラフトビール

75ビールipaはうまいのか?料理人が実際に飲んでみた

四十肩の料理人カズです

多くの繁華街、飲食店で
まだ時短営業が続いて
お家でビールを飲む機会が増えたと思います

今回はオリオンビールから発売されている
「75(ナゴ)ビールIPA」を
調理師免許を持っている私が実際に飲んでみたので
独自に批評をしていきます

先に結論から言うと
IPAとしては物足りないビールです

なぜ物足りないのか理由を説明する前に
先に「75ビールIPA」の簡単な概要を説明していきます

注:ビールについての批評をこれから説明していきます
未成年の方は法律で飲酒は禁止です
オトナになってからゆっくりと味わってください

「75ビールIPA」の簡単な概要説明

醸造販売会社

「75ビールIPA」は沖縄のオリオンビールが
醸造と販売をしています

ちなみに75は沖縄県の名護市(なご)からきています

使用原材料とアルコール度数

使用原材料

麦芽(外国製造)、ホップ、シークワーサー果汁

・ホップはアメリカ産のシトラ、モザイクホップを使用しています
・シークワーサーは沖縄県名護産を使用しています

一部の原材料は原産国、原産地を確認することができませんでした

アルコール度数

アルコール度数は6%となっていて
一般的なビールより少し高めになっています

ラインアップと販売場所

350MLと500MLのアルミ缶
334MLの小瓶も販売されていますが

500MLと334ML小瓶は
沖縄県内の小売店等で販売されていて
350ML缶はネットでオリオンビールの公式ショップ
または楽天、アマゾンなどでも購入することは可能です

メーカーのうたい文句

・原料の魅力を最大限に引き出すため、
シークヮーサー果汁とホップの投入を手作業で行っています
それぞれが作り出す、
思わずクセになる華やかな香り、心地よい苦味をお楽しみください。

・名護産の勝山シークヮーサーを使用して
柑橘系の香りを表現するホップとして、
アメリカ産のシトラ、モザイクなど5種類のホップを使用しています

さらに詳しく「75ビールIPA」について知りたい方は
下記より直接ご確認ください

それでは実際に「75ビールIPA」を飲んでみたので
独自に批評していきます

「75ビールIPA」の評価と批評

評価項目は「香り」、「苦味」、「ノドごし」、「余韻」
「ボディー」と最後に「総合評価・おすすめ度」です

評価基準は🍺ジョッキの5段階の評価で
🍺🍺🍺🍺🍺5杯を最高評価にします

「香り」

🍺🍺
開栓時に柑橘系の清々しい香りが少しします

口に含むと柑橘系の爽やかな香りと
麦の甘い香りが広がりますが強くはないです

「苦味」

🍺🍺🍺
苦味はIPAにしては予想以上にマイルドで
柑橘類の果皮の苦味も感じます

「ノドごし」

🍺🍺
炭酸は弱めの方でノドごしは
それほど爽快ではないです

「余韻」

🍺🍺🍺🍺
最初にシークワーサの酸味が余韻できて
すぐに麦の甘味に変わって徐々に苦味の
余韻に変化していきます

余韻の持続時間はかなり長めです

「ボディー」

🍺🍺🍺
アルコール度数が6%なので
ビールを飲んだ満足感は高く
麦の旨味もきちんと感じることができます

「75ビールIPA」の総合評価

「総合評価・おすすめ度」

「75ビールIPA」の総合評価・おすすめ度は
🍺🍺🍺3杯にしました

「75ビールIPA」の良いとこ

・IPAの割には苦味が抑えれれていて飲みやすいです
・シークワーサーの味をちゃんと感じることができます

「75ビールIPA」のイマイチなとこ

・華やかな香りはないです
・シークワーサーの酸味があまり感じることがないです

「75ビールIPA」の結論とまとめ

結論

IPAの割には香り、苦味が物足りない
マイルドなビールです

まとめ

一般的なIPAの割には苦味が抑えられていて、
飲みやすくまとめられたビールに仕上がっています

また余韻でもシークワーサー酸味と
麦の旨味を感じることができるのは好印象です

しかし思った以上に香りが弱く華やかではないので残念です

沖縄らしさを出すIPAであれば
シークワーサーの酸味やパイナップルの酸味、甘味、香りを
加えてもっと個性を強く出して欲しかったです

写真は初めてのオリオンビールセット
オリオンドラフト2缶と75ビールが2種類
とグラス、コースター、おつまみ付きでした