マレーシアのカズです。
マレーシアに海外赴任して3年目になる冴えないサラリーマンです。
今回は携帯アプリのDuolingoを実際に使ってみたので
簡単にサラリーマンが英会話を上達できるか検証していきます。
まず結論から先に言うと
Duolingoアプリで学習しても英会話が簡単には上達しません
なぜ英会話が上達できないかを説明する前に、
最初にDuolingoアプリとは
どのようなアプリなのか簡単に特徴を説明していきます。
Contents
Duolingoアプリの簡単な特徴説明
特徴その1 学習時間とレベル決め
Duolingodではまず初めに
このアプリを使っての英語学習の時間と、
スタート時での自分の英語レベルを決める必要があります。
(学習時間、英語レベルはいつでも変更可能です)
1日の学習時間の選択
・カジュアル 5分/日
・普通 10分/日
・真剣 15分/日
・マニアック 20分/日
短い学習時間の設定になっています。
これなら忙しくてあまり英語学習に
時間が取れないサラリーマンでも、
通勤時間や休憩時間を使って簡単に英語学習ができます。
自分の英語レベル選択
これは今現在の自分の英語レベルを選択します。
2択しかありません
・初級者
・中級者以上
中級者以上と選択すると、
プレースメントテスト(簡単なレベルテスト)に進みます。
レベルテストで習得していると
判断された項目は飛ばして学習することができます。
これならすでに習得、理解している項目は飛ばして
進めるのでスムーズに英語学習ができます。
特徴その2 音声機能
Duolingoの機能の特徴として、
スピーキング機能と
ほぼ全ての例文を読み上げる便利な機能があります。
スピーキング機能
Duolingoのスピーキング機能は、
短い英文が表示されるので、
スマホのマイクに向かって
画面に表示されている英文を読み上げます。
発音した音声を元にして
Duolingoが表示、出題された英文に対して
正しい発音なのか正しくないのかを
判定して表示します。
この機能を使って
自分で発音練習ができるので、
英会話の上達につながります。
音声を聞いて英文を作る
音声で流れた英文を聞いて
英単語をならべ変えて文章を作る問題もあります。
もちろん何度も繰り返して
音声を聞くことができます。
また聞き取りが難しい場合は、
1単語づつゆっくりと区切って
読み上げる機能もあります。
短い英文と英単語を選択するだけで
回答の文章を作れます。
簡単に英文の構成を学習することもできます。
特徴その3 学習量とゲーム感覚
Duolingoは問題を正解するたびに
ポイントがもらえます。
1週間でどれだけのポイントを獲得できたのか
ポイント総数も確認できます。
このアプリでの1週間の
自分の英語学習量が分かる仕組みになっています。
また問題が不正解だとヒットポイントが減ります。
たくさん間違えてヒットポイントがゼロになると
次の問題に進めなくなります。
アプリ内で復習したりある程度時間が経つと
ヒットポイントは回復します。
このようにゲーム感覚で英語学習が
続けていけるように工夫されています。
短い時間でコツコツとアプリで
英語学習を継続していくことで、
英語学習量を増やしていけます。
またDuolingoは外国語学習の無料アプリでは、
世界トップクラスのダウンロード数になっています。
世界中で多くの人が使っているアプリなので
安心して無料登録して使うことができます。
このように大まかに3つの特徴をあげてみました。
他にもDuolingoの特徴を知りたい方は
下記からご確認ください。
それではなぜこDuolingoは素晴らしい特徴があるのに
英会話が簡単に上達できない理由を説明していきます。
Duolingoで英会話が簡単に上達できない理由
理由その1 単語数が少ない
Duolingoは英語学習用に作られたアプリの中では、
優秀なアプリにできています。
しかしDuolingoの問題を進めて行くと、
出てくる英単語の数が少ないことに気がつきます。
Duolingoはゲーム感覚で
簡単に問題を進めて行くことで
あえて難しい英単語、英単語の種類を多く使わないでも
気軽に長くDuolingoを使って英語学習してもらうためです。
しかしこれではある程度問題をやりこむと
正直簡単な英単語、少ない英単語ばかりでは
飽きてしまい英語の上達にはつながりません。
またあまりに少ない英単語ばかりでも
逆に新しい英単語を知りたい知識欲を刺激せずに
すぐにこのDuolingoに飽きてしまいます。
理由その2 スピーキングのどの箇所が悪いか不明
Duolingoには自分の発音した英文を
合否を判定する問題もあります。
しかし問題文に対しての自分の発音が
良い、悪いでしか判断されません
回答が不正解で悪い英文発音をしたとき、
どの箇所の発音が悪かったのかという表示はありません。
これでは自分がどの箇所が悪い
発音だったのかわかないので、
英会話の上達に時間がかかります。
自分の発音の悪い箇所を分かった方が、
重点的に発音練習をしたり
意識して発音するので英会話の上達につながります。
理由その3 例文は役にたない
Duolingoで出される問題文の英語は、
非常に簡単で単純な英文が多いです。
残念ながら日常会話で使われることが
ほとんどない英文ばかり出てきます。
これはDUolingoを使って英語学習する対象者が、
中学生や英語レベルがあまり高くない
学習者に向けて作られたアプリだからです。
ある程度の英語の基礎ができている人には、
残念ながらわざわざDuolingoを使っての
英語学習はおすすめしません。
まとめ
Duolingoは英語学習用のアプリとして
よく考えられて作られています。
スキマ時間を使って
気晴らし程度に簡単な英語クイズとして
使って行くアプリとしては良いです。
しかしサラリーマンがDuolingoを使って
ビジネス英語を学ぶには残念ながら向いていません。
他にもビジネスの現場では
ビジネスメールや文章を作る機会はたくさんあり
またDuolingoで使われる英単語もあまりに少なすぎます。
これではDuolingoを使っても
簡単にサラリーマンは英会話が上達しません。
あくまでも気分転換で英語クイズをする
もしくはお子さまと一緒に遊ぶ共有の
アプリと捉えてください。