オンライン英会話

hanasoを使って簡単にサラリーマンは英会話を上達できるか?

マレーシアのカズです。

マレーシアに海外赴任して3年にならる冴えないサラリーマンです。

今回はオンライン英会話教室のhanasoを
実際に私が試したので検証していきます。
(申し込みプランは回数プラン月8回)

まず先に結論から言うと
hanasoを使っても簡単に英会話は上達しません

英会話が上達しない理由を説明する前に、
hanasoオンライン英会話の簡単な特徴を説明していきます。

hanasoオンライン英会話の特徴と説明

特徴その1 オリジナルのメソッドを使用

hanasoにはオリジナルのメソッドを使用して
3つのスッテプで英語をマスターする学習方法を用いています。

hanasoのメソッドはレッスン翌日以降に
使える復習システムです。
システムが管理することでで、
苦手な発音、フレーズは効率よく学習して
覚えられるようになっています。

英文を自然に言える様になるまで
何度も反復練習して英文を記憶に定着させていきます。

またメソッドの学習で出てくるフレーズも
すぐに役立つ便利なフレーズを集めて構成されています。

全ての教材がメソッドに対応はしていませんが
以下の教材がメソッドに対応しています。

hanasoメソッドに対応した教材

・ビジネス英会話
・おもてなし英会話
・英会話フレーズ
・発音トレーニング
・旅行英会話
・TOEICボキャブラリ

オンラインレッスンのない日は
メソッドを使って英文の発音練習ができます

ビジネス英語の教材も用意されているので
これからグローバルに活躍する
サラリーマンにも適しています。

特徴その2 レッスンの時間とレッスン教材

hanasoのレッスン時間と受講時間

・1レッスンが25分のレッスン
・レッスンの受講時間は毎日朝6時から深夜1時まで 
 (クリスマス、年末年始 などの一部例外あり)
・レッスンは全てマンツーマンでSkypeを使用すます

深夜1時までレッスンを受けることができるので
いつも忙しく帰りが遅いサラリーマンでも、
レッスンを受けることができます。

レッスンで使われる教材は、
ほぼ全てが無料で使うことができます。

hanasoオリジナルの教材は、
関正生さんと言う方が監修されています。

著書・世界一話わかりやすい英文法の授業など
連載・NHKラジオ 「基礎英語2」にコラムを連載
授業ではオンライン予備校の「スタディサプリ」などに関連しています。

オンライン英会話では著名な方が
監修された教材を使っています。

もちろんレッスン教材の種類も豊富で、
テーマごとに表現や英文がまとまっています。

また目安となるTOEICの
点数も記載されいるので、
自分の英語レベルと目的にあった教材を
簡単に見つけることができます。

テキストにはビジネス英会話も用意されているので
すでに海外赴任、海外出張が決まった
サラリーマンにも適しています。

特徴その3 優秀な講師陣

hanasoのレッスン講師は、
全てフィリピン人で構成されています。

hanasoでは厳しい採用試験に合格した
優秀な講師を揃えています。

また英語を教える能力だけではなく、
英語を教える熱意と人柄も重要視して採用をしています。

レッスン講師はフィリピンの有名大学を
卒業した講師が多く在籍し、
きれいな英語を話す講師も多く在籍しているのも特徴です。

レッスン講師を選択する際には、
性別や年代、講師の経験年数によって
選択もできます。

ちなみにhanasoのレッスン講師の中には、
日本語を日常会話レベルで話すことができる
講師も在籍しています。
講師の選択画面にも日本語が可能と言う表記があります。

これなら初めてオンラインで英会話レッスンを
受けるサラリーマンでも気軽にレッスンを
受けてみることができます。

大まかに3つのhanasoの特徴を挙げてみました。

他にも料金プランや詳しいことを知りたい方は、
下記より直接ご確認ください。

それではなぜhanasoには素晴らしい特徴があるのに
英会話が上達しなしのかを説明していきます。

hanasoで簡単に英会話が上達できい理由

理由その1 教材とレッスン時間

hanasoのレッスン時間は25分となっています。

実際には初めてレッスンを受ける講師の場合は、
講師と受講生の自己紹介に3分から4分ほど使います。

レッスンが2回目以降の講師では
お互いの簡単な近況報告に
同じように3から4分ほどレッスン時間を使います。

実際のレッスン時間は、
21から22分ほどになっています。

これではレッスン時間が短く
英会話が上達するのに時間がかかります。

ちなみに通学型の英会話教室の場合は、
レッスン時間が45から50分ほどになっているところが多いです。

自己紹介や近況報告で、
レッスンの始めの3から4分使ってもまだ
hanasoの倍のレッスン時間が残っています。

すでに海外赴任、海外出張が決まっている
サラリーマンには悠長に英会話に時間を使えません。

またhanasoの教材は
ひたすら反復練習になっています。
これはhanasoのメソッドと連携させた教材です。

しかしこれでは英会話の上達に適していません。

なぜならこれからグローバルに活躍する
サラリーマンはビジネスメールを作ったり
文章を作る機会が多くでてきます。

hanasoのレッスン教材だけでは
英文章を作ったりすることはなく
ひたすら英文を声に出す反復練習が多いからです。

理由その2 偏ったレッスン講師

hanasoのレッスン講師は全て
フィリピン人で構成されています。

もちろんフィリピン人の講師が能力が
悪いと言っているのではないです。
hanasoには優秀な講師を揃えています。

レッスン講師の国籍が極端に偏っている
場合はあまり良くないのです。

英語の発音、独特の言い回しは
やはりネイティブスピーカーに習った方がよいです。

英語の発音やイントネーションなどを
習う場合は第1言語が英語の
ネイティブスピーカーのほうが、
的確なアドバイスを受講生が受けることで
英会話の上達が早まります。

これは日本語を習う外国人にも
当てはまります。

海外の日本語コースがある
大学や高校などには、
ほとんど日本人の講師が在籍しています。

もちろん外国人の日本語がはなせる講師が
在籍していても日本人講師が働いている場合もあります。

これは第1言語が日本語の講師の方が、
発音やイントネーション、言い回しを教える場合に
アドバンテージがあるからなのです。

また多くの国籍のレッスン講師の英語に
耳を慣らしておくのが良いです。

ネイティブの英語、中国人の英語、インド人の英語は
同じ英語を話していても全く違います。

アクセントの置き方、なまり、イントネーションなど
これからグローバルに活躍するサラリーマンは
多くの国籍の人の英語に慣れておいた方が良いです。

ちなみに私はマレーシアに赴任して2週間くらいは
マレーシア人の英語がよく理解できなかったのを覚えています。

それは今までマレーシア人の話す
英語を聞いたことがなかったので、
彼らのアクセントの置き方、なまり、イントネーションが
理解できなかったからです。

理由その3 メソッドは退屈

hanasoではオリジナルのメソッドを
受講生のレッスン後の発音練習での復習に使っもらい、
英会話の上達につなげるシステムです。

私も今までに色々なメソッドを
体験し実践して来ました。

正直なところ非常に退屈です。
個人差はありますが、
どこのメソッドもやることは似たようなもので
英会話の上達にはつながらないです。

ひたすらに同じ英文やフレーズを
繰り返し、繰り返し発音するのです。

もちろん1人で英語学習を進めていけますが、
しかし場所と時間帯が限られてきます。

なぜなら声を出しての発音練習です。
移動中の電車、家族と同居しての夜遅い発音練習など
繰り返し声を出しての発音練習はできません。

まとめ

hanasoでは無料レッスン時に、
受講生の今現在の英語レベルをチェックしません。

これではhanasoの講師たちは
受講生の読む、書く、話す、聞くの
どの部分の英語が苦手なのか分からないです。

受講生の苦手な部分が分からないので、
どのようにこれからのレッスンの方針、方向性を
組み立てるかも分からないので、
受講生の英会話を上達させるのに時間がかかります。

また受講生も自分がhanasoで英会話を習って
最初と比べてどれくらい上達できたか可視化ができれば、
英会話学習のモチベーションの維持にもつながります。

もちろんある程度のレッスン回数を受けると
受講生の英会話はそれなりに上達します。

しかし最初の段階で受講生の
英会話レベルをチェックして、
これからのレッスン方向を定めておけば
ただ闇雲に英会話のレッスンをするよりも
早く英会話が上達します。

例えば
テニス、ゴルフ、野球でも
素振りやスイング、投球フォームを
最初にコーチに見てもらうことで
自分の欠点を指摘してもらい
いち早く上達するようにコーチング、
練習メニューをこなしていきます。

これは英会話にも当てはまります。

hanasoが私たちのことを
本当に考えているなら
早く英会話を上達してもらいたいと思うはずです。

しかしhanasoでは
そのような英会話レベルのチェックもなく
ごく普通に無料レッスンを受けて
本登録してもらう流れになっています。

このようではhanasoでは、
簡単にサラリーマンが
英会話を上達することはできないです。