マレーシアのカズです。
マレーシアに海外赴任して3年目になる冴えないサラリーマンです。
今回はTED-Edを実際に数十本試聴して
簡単にサラリーマンが英会話を上達できるか検証していきます。
結論から先に言うと
TED-Edの視聴だけで英会話は上達しません
TED-Edで英会話が
上達出来ない理由を説明する前に
TED-Edの特徴を簡単に説明していきます。
Contents
TED-Edが初めての人でも簡単な特徴と説明
特徴その1 子ども向けの教育動画
一言で言うと
TED-Edはアメリカの子ども、若者向けの教育動画になります。
一つの動画はおおよそ5分程度で作られ
簡易アニメーションの動画になっているので
大人でも見やすいです。
子ども、若者向けに作られている教育動画ですが
しかし侮ってはいけません
子ども、若者向けと言っても英語を第1言語にしている
ネイティブスピーカー用に作成されているので
英語学習用に使っている人もいます。
また扱っているテーマもたくさんあります。
テーマの一例
・数学、物理
・芸術
・歴史
・世界のニュース
・マーケティングなど
経済に関連した動画もあるので
サラリーマンが見ても楽しめる、勉強になる
動画も多数あります。
動画はおおよそ5分程度
短い動画なので
通勤時間や休憩時間などを利用して
視聴できるので、
忙しくて時間がないサラリーマンにも
スキマ時間を利用してリスニングの学習を
することが出来ます。
特徴その2 字幕をつけることができる
TED-Edには字幕をつけるができます。
動画によっては日本語字幕の設定もあるので
英語版字幕で理解出来ない部分などを
日本語字幕で見返してみることもできます。
これなら要約が難しい英文章でも
日本語字幕で見直すことができるので
動画自体の理解度が高くなります。
この学習方は1人で
もしくは周りに迷惑にならない場所でないと
出来ないのですが、
動画の英語字幕に沿って声に出して
英文を読んで行くと練習方法です。
これはシャドーイングと言う練習方法です。
ひたすら同じ動画を再生して
いっしょに同じ様に文章を読み上げます。
ある程度文章を覚えたら字幕なしで
動画と同じ様に文章を読み上げると良いです。
また全ての動画は無料で
視聴することができます。
たくさんの動画を検索して
自分の興味、関心がある
動画を見つけて視聴して
英会話の学習に役立てることもできます。
それではなぜTED-Edを視聴しただけでは、
英会話が簡単に上達できないのか説明していきます。
TED-Edの視聴だけで英会話が上達できない理由
理由その1 ネイティブ用に作られている
TED-Edの対象は子ども、若者向けの教育動画です。
しかし子ども、若者向けと言っても
ネイティブスピーカー向けに作られている動画です。
普段の生活から日常的に
英語を使っている人を対象として動画作られているので
以外と早口で話していいることが多く
何度か聞き直しても難しいです。
また使っている英単語や言い回しも
以外に知らない部分も出てくきます。
5分の動画と言ってもかなり高いレベルの
英単語や言い回しが出てくる場合もあります。
これは動画を視聴する対象者が
英語を第一言語とする子ども、若者向けに作られているので、
彼らにとっては当たり前に使っている言い回しも
日本人からすると聴き慣れないこともあるのです。
TED-Edは英語の学習教材用に
作られてはいないからです。
理由その2 アニメーションはよくない
アニメーションの質が悪いと言う意味ではないです。
英語の文脈が理解出来なくても、
アニメーションを見ると
大方内容が想像できてしましい
実は英語の学習には役立っていないのです。
アニメーションである程度の内容が
理解出来たと勘違いしています。
実はアニメーションなしで
音声を最初から聞くのととは
理解度が圧倒的に違うのが分かるはずです。
これはわざわざTED-Edを使わなくても
podcast ポッドキャストでBBCニュースを聞いて
あとからその音声の文章記事を見直すことが
できるのでこちらの方が英会話が上達します。
私もTED-Edがなかった頃は
podcastのBBCやABCの記事内容を聞いて
後から記事の文章を見て確認して
英会話の学習をしました。
理由その3 話し言葉
TED-Edは動画の長さの関係で
早口であると同時に
話し言葉によっての説明になっています。
これは動画を見る対象者が
子ども、若者向けに作られているので
学校や大学の授業の様に難しくならない配慮です。
話し言葉というのは、
ニュース記事やレポートなどを読み上げている
内容を聞くよりもはるかに難しい部分があります。
それは主語の簡略化です。
実は私たちも日本語で
話し言葉の状況だとかなり
主語の簡略化がされています。
これは聞いている側は日本語を
第1言語にしている人が対象なので
ある程度の早口、主語の簡略化で話しをしても
理解しているか理解出来ていると思っているからです。
例えばニュースのアナンサーは
ニュースや出来事を話し言葉では伝えていません。
これは誰でもきちんニュースを理解してもらいたいので
話し言葉であったり主語を簡略化はしないのです。
TED-Edの動画は明らかに話し言葉です。
それはある程度の主語を簡略化したとしても
ネイティブが視聴しているので理解出来ていると思って
作られている動画なのです。
これでは英語が第二言語の
私たちには、逆に難しくなってしまい
なかなか理解出来ずに
英会話の上達に時間がかかります。
まとめ
TED-Edは
短い動画時間で子ども、若者にも理解できるように
作られている素晴らしい動画です。
また私たち大人が視聴しても
改めてよく分からなかったことを理解する動画として、
扱っている題材も大変興味ぶかく、楽しいものになっています。
私が特に興味を持った動画を2つ下記に載せておくので
気になって方は試聴してみてください。
私が興味を持った、改めて勉強になった動画
1つ目 ワクチンがどのように人体に効くか、どのように作る
2つ目 どうして近くに同じ店ができる
しかしこの動画はあくまでも
英語を第1言語とするネイティブスピーカーの
ために作られた教育動画です。
TED-Edを試聴しただけで、
簡単にサラリーマンが英会話を上達することはできません
残念ながらTED-Edを試聴しも
耳を英語で慣らして行く程度と思ってください。
ましてや自分の興味や得意分野ではない
動画を見てもいくら子ども、若物向けに作られているとはいえ
理解度はかなり低くなるはずです。
例えば
・数学、物理の英単語
・芸術の英単語など
これからグローバルに活躍する
サラリーマンは英語を聞いて理解することも大事です。
しかしビジネスの現場は
ビジネスメールを作成したり、
自社の商品、サービスを英語で
細かく説明を求められる場合もたくさん出てくるのです。
昨今の新型コロナウイルスの影響で
テレワークもかなり色々な企業で導入されたので
ビジネスメール、英文章を作る機会が増えてくるはずです。
もちろん私も全てが完璧ではないので
スマホを使って単語を調べたりします。
ビジネスメールを作成する時も
音声入力を使ってきちんとパソコン、スマホが
自分の英単語、英文を認識してくれるかいまだに
練習してをしています。