マレーシアのカズです。
マレーシアに海外赴任して3年目になる
冴えない中年サラリーマンです。
今回はマイチューターを実際に試したので、
本当に英会が上達するのか検証していきます。
(ビジネスコースを試しました)
結論から言うと
マイチューターでは簡単に英会話が上達しません
上達できない理由を説明する前に
マイチューターの特徴を説明していきます。
Contents
マイチューターオンライン英会話の特徴
特徴その1 講師へのこだわりが高い
マイチューターの講師陣は全てが正社員雇用です。
このように正社員にこだわるのは講師に
熱意と責任感を持たせるためです。
マイチューターの講師は英語を流暢に話せるだけでは
勤まらないのでTOEIC,IELTS,英検などの英語検定試験に
合格、目標点数の獲得に導くためのプログラムを履修しています。
またマイチューターの講師は
フィリピン公認英語教員資格試験を通過した
質の高い講師が在籍しています。
厳しいプログラムを受けて常に
最適なレッスンを提供できるようにしています。
特徴その2 レッスンコースが充実している
マイチューターは選べるレッスンコースも充実しています。
・ビジネス
・資格検定対策
・日常会話
・KIDs 小学生、中学生向け
各コースのレッスンプログラムには、
職業別、状況別など細かなプログラムも用意されているので
これからグローバルに活躍するサラリーマンにも適しています。
レッスン講師の担任性システムがあり
自分にあったレッスン講師がいたら
定期的にその講師の予約を確保してもらえます。
1レッスンは25分でマンツーマンのレッスンです。
レッスンの受講時間
・平日 午後3時から夜12時まで
・土日 午前11から夜12時まで
(フィリピンの祝日やクリスマス年末年始はレッスンが休講の場合があります)
料金プラン体系
・月額でレッスン受講回数に上限があるプラン
・ポイント制でポイントを消費してレッスンを受けるシステム (私はこのプランを選びました)
・TOEICやIELTSなどの試験対策プラン
特徴その3 オリジナル教材が多い
マイチューターで使われる
レッスン教材はオリジナルで無料の物が多いです。
レッスンプログラムで多くの職業、場面環境シュチュエーションを
プログラムに取り入れているのでオリジナル教材も豊富に揃っているので
これから海外赴任、海外出張に行くことが決まっている
サラリーマンは重点的に場面シュチュエーションの
オリジナル教材を使ってレッスンを受けることができす。
オリジナル教材はダウンロード制なので
レッスン前の予習やレッスン後の復習にも
自己学習として使えます。
特訓コースというビジネスに対応した
専門コースも用意されています。
ビジネスの場面で多く使われる
「重要フレーズ1000」特別コースが用意されています。
(ただしこの特訓コースは別途料金がかかります)
海外赴任、海外出張が決ったサラリーマン
・集中的にビジネス英会話を練習したいサラリーマン
・社内言語が近い将来英語になる企業のサラリーマンなど
特徴的なレッスンとしては
英文章を見ないで、聞こえた英文章を記憶して
覚えた英文章を発音すると言う練習を繰り返して
慣れたら徐々に英文章を増やしていく練習方法です。
この練習方法は
リプロダクションといい通訳が英会話を瞬時に翻訳する際に
用いる練習方法の一つを使います。
この練習方で英文の記憶力、集中力の向上を上達させます。
このコースも別途料金でコースにあります
特徴その4 通信環境がスムーズで快適
マイチューターは通信環境に力を入れています。
Skype、Zoom の最高の音質、映像環境をレッスンで提供するために、
自宅や一般的なオフィスとは違い専用の高速回線を契約して
クリアな音質と途切れないビデオ通話を実現しています。
マイチューターの大まかな4つの特徴を挙げましたが
ほかにも特徴はあります。
それではなぜマイチューターでは
英会話が上達しないのか説明していきます。
マイチューターで英会話が上達できない理由
理由その1 講師のビジネス経験がない
マイチューターのレッスン講師は
大変すばらいい講師が揃っています。
しかし残念なことにビジネスコースが設定されているにも
かかわらず私が受けた限りでは講師にビジネスパーソンとしての
経験がない講師だけでした。
ビジネスパーソンとしての経験があれば
ビジネスの現場で使う英単語や言い回しなどの
テキストにはない生のものを教えてもらえます。
しかしいくら素晴らしい講師を揃えたところで
ビジネス経験がない講師では
ただテキストに沿っただけのレッスンになってしまいます。
これならわざわざマイチューターのレッスンを受けずに
テキストを使って自己学習をした方が良いです。
理由その2 レッスン時間と受講時間
マイチューターのレッスン時間は
1レッスンが25分となっています。
これは通学型の英会話スクールに比べて
約半分ほどのレッスン時間になっています。
実際のレッスンは、
初めての講師であればお互いの自己紹介など
数回、受けたことのある講師なら
簡単な近況などを英語で説明します。
これで時間が3から4分ほどのレッスン時間を使ってしまいます。
実際のレッスン時間は21から22分ほどになっています。
正直これでは英会話が上達するまで
時間がかかってしまいます。
海外赴任、海外出張先すでにが決まっている
サラリーマンにはあまり時間がないので、
これでは英会話が上達しません。
私の場合は海外赴任まで2ヶ月の時間しかありませんでした。
レッスンの受講時間もかなり限られています。
最近のオンライン英会話レッスンでは
早朝から深夜まではごく当たり前にのように
レッスンを受けれるようになっています。
しかしマイチューターでは
平日が午後3時からしか
レッスンが受けられないというのはかなり短いです。
これでは平日の休みにしかない
サラリーマンはレッスンを受けることが
とても厳しくなっています。
土日も午前11から受講ができますが
正直お世辞にもレッスンを受けやすい
時間を設定しているオンライン英会話スクールとは思えません。
本当に受講生に英会話を上達してもらって欲しなら
このようなレッスン受講時間は設定しないはずです。
理由その3 テキストは豊富だが内容はイマイチ
マイチューターでは多くの
オリジナル教材をレッスンに使っています。
また教材の種類と量も豊富なのですが
職業場面を設定されているロールプレイングなどは
実際にビジネス経験のない講師が教えるので説得力はないです。
これなら音声付きのPDF教材にして受講生の
自己学習にしたほうが良いです。
また最近では自己学習に適した
ビジネス英語の書籍も多く
またはYouTubeでも英会話学習できるので
わざわざマイチューターでレッスンを受けなくても
自己学習できるようになってきています。
まとめ
マイチューターは英語検定試験に
比重をおいているオンライン英会話になっています。
また全ての講師がフィリピン人となっています。
フィリピン人の英会話講師が
悪いというわけではないですが、
講師の国籍や年齢、職業経験など
講師の選択技が少ないのは良くありません
これからフィリピンに海外赴任、海外出張が決まっていたら
フィリピン英語に慣れておくことも良いですが、
グローバルに活躍するために英会話を学んでいるのであれば
多くの国籍の人の英語を聞いて慣れておくことも重要になってきます。
ネイティブスピーカーの英語やインド英語
東南アジアの他の国の英語では正直まったく違います。
私もマレーシアに赴任した時は約2週間くらい
マレーシア人の話す英語が理解できませんでした。
それは今までマレーシア英語を聞いたことがなかったからです。
マイチューターでは、
職業別にレッスン教材を作っている特色は
素晴らしいと思いますが
実際に講師が過去にその職業で働いたことが
あるわけではないので
ただ教材通りに沿ったレッスンになっています。
これではビジネスコースも含めて
わざわざマイチューターでレッスンを受ける意味がないです。
またレッスン受講時間の時間範囲も狭くなっていて
マイチューターが本気で受講生の英会話を
上達させる意欲があるのか疑問です。