ビジネス英語

ベストティーチャーを使って簡単にサラリーマンの英会話が上達するか?

マレーシアのカズです。

マレーシアに赴任して3年目になる冴えないサラリーマンです。

今回は
ベストティーチャーを実際に試したので、
本当に英会話が上達できるか検証していきます。

ベストティーチャーの特徴を踏まえて説明していきます。

結論から先に言うと
ベストティーチャーでは英会話が上達しません。

英会話が上達しない理由を説明する前に、
ベストティーチャーの特徴を説明していきます。

ベストティーチャーの特徴

特徴その1 書いて、話す英語

ベストティーチャーは英語を書いて、英語を話すことで
英会話が上達するとしています。

まずは自分で伝えたい英文章を作って添削してもらい
正しい英文にしてからその英文章を話すことで
英語力が上達します。

これからグローバルに活躍するサラリーマンは
ビジネスの現場で必要とされる
ある程度の定型英文を覚えていく必要があります。

例えば
・自己紹介や経歴
・会社の説明
・店舗、商品等の説明など

これらはビジネスの場において
初対面、新規顧客などで必ず使います。
英文で覚えておいて損はありません。

またコースもビジネスコースもあり
英語の資格、検定試験に特化しているコースが多いのも特徴です。

特徴その2 レッスンは自分で英文を作る

ベストティーチャーのレッスンは
自分で好きな場面を選びます。
例えば
・ある会社の説明
・上司との会話
・ある商品、物の説明など
そこから講師が英文での質問をしていきます。

回答を専用アプリを使って、
講師に返信して3〜4回このようなやり取りします。

その数日後スカイプを使ってこれまでに添削された
英文章を題材に発音練習を繰り返したりします。

添削された英文は
レッスン講師が読み上げてくれたものが録音されて
PDFファイルでもらえ後日の復習に役立ちます。

ベストティーチャーは
自分の英語を使う環境に基づいた
テキストを作る、使うことで英会話を上達させていきます。

これからグローバルに活躍される
サラリーマンには多くのビジネスシーンが
想像できるのでバリエーションは豊富です。

特徴その3 レッスンは24時間

ベストティーチャーのスカイプでのレッスンは
24時間受けることが可能です。

これは忙しくてなかなか英語学習に
時間がとれないサラリーマンでも
学習ができる環境になっています。

また英文章の作成レッスンも
オリジナルのアプリ、サイトを使って
24時間好きなときに作成できるので
忙しいサラリーマンはすきま時間をうまく活用できます。

講師からの返信、添削は最長でも6時間と
説明されています。

しかし実際はかなり早いです。
場合によっては30分ほどで返信、添削がくる時もあります。

特徴その4 国籍が豊富な講師陣

ベストティーチャーのレッスン講師陣は、
幅広い国籍のレッスン講師が在籍しています。
・ネイティブスピーカー
・東南アジア、インド、南アフリカなど

これから海外赴任、海外出張先が既に
決まっているサラリーマンは
その国の独特の英語なまりを聞くことも講師によっては出来ます。

ベストティーチャーには大まかに4つの特徴があります。

それではなぜベストティーチャーでは
英会話が上達しないのか説明していきます。

ベストティーチャーで英会話が上達しない理由

理由その1 毎日スカイプレッスンを受けることが難しい

ベストティーチャーのレッスンは、
まず始めに英文章を作ってからでないと
スカイプによるマンツーマンのレッスンを
受ける意味がないのです。

レッスンに必要な教材というのが
自分で英文章を作りそれを講師に添削してもらうことを
数回繰り返してやっとスカイプによりオンラインレッスンで
添削した英文章を使ってのレッスンになるからです。

ベストティーチャーのレッスンスタイルは
まずは英文章を作るとことに比重をおいているために
英会話上達までこれでは時間がかかってしまいます。

海外赴任、海外出張までに数回のスカイプレッスンしか
受けることが出来ずに英会話が上達しません。

これなら
・プレゼンで使う英文章
・商品や会社の説明の英文など

英文章をだけを添削してもらってあとは
市販の教材を使って、
英会話やビジネスに役立つ
英語を自己学習した方が良いです。

理由その2 添削の講師は選べない

ベストティーチャーは多くの時間を
英文章作成に時間を使い
そして講師に添削してもらうのですが、
添削してくれる講師は選べないのです。

これではネイティブ講師が
在籍しているのに非常に残念です。

どの言語でも文法構造は非常に大事です。

英語、日本語に限らず独特のニュアンス、言い回しなどは
母国語が英語のネイティブ講師に
文章を添削してもらった方が理解度、
英語の上達度合いは明らかに違ってきます。

理由その3 文章作成に比重を置きすぎ

ベストティーチャーの学習方では、
英文章を作りそれをレッスンの教材に使っています。

もちろんこれは悪いことではないです。
しかしこれでは英文章を作ることに比重が偏りすぎていて
・英文を読む
・新しい単語を覚える
・英会話をする
などの他のことが疎かになっています。

これでは素晴らしい英文章が書けても
英語でコミュニケーションができず
これからグローバルに活躍できなくなってしまいます。

多くのビジネスの環境では英語で
コミュニケーションをする場合が多いです。
・電話
・会議、プレゼン
・商談など
このように会議や商談は筆談ではあまりしません
電話などはまさに英会話が必要とされます。

これではベストティーチャーの学習方では
英会話の能力があまり上達しません。

まとめ

ベストティーチャーは
自分で英文章を作ってからでないと
スカイプを使ったオンラインレッスンの
意味がないという珍しいスタイルのオンライン英会話教室です。

しかしこの珍しいスタイルの
オンライン英会話教室はで
英会話が上達はしません。

英文章の添削がレッスンなら
それだけに特化したサービスを使えば良いのです。
わざわざスカイプのオンラインレッスンを受ける必要もありません

もちろん自己紹介や会社紹介、商品説明を
英文で覚えておくことは非常に役立ちます。

しかし自分の予想していた質問と違った場合などに
対処する英会話や瞬時に英語で説明できる
瞬発力などを養うにはベストティーチャーでは不十分です。

英会話能力を伸ばすなら
たくさんコミュニケーションを取らなくては
なかなか英会話は上達しません。

これからグローバに活躍するサラリーマンは
自分の意見、意思を英語で伝えないと相手には
伝わらない、理解されません

口数が少ないのは致し方ありません
しかし自分の意思、意見を英語で伝えてこそ意味があるのです。
英文章作成は後からでも十分上達します。

日本語であっても
日常生活も、仕事の場面も
自分の言葉を発して意思、意見を伝える方がが多いはずです。

これは英語の環境下あっても全く同じなのです。